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誇りと務め




 澄み切った空、心地よい涼気。
 限りない大空を仰ぎ、僕、アシュトン=アンカースは思い切り伸びをする。
「ん――――――――っ」
 淀んだ空気を肺から押し出し、早朝独特の冷たい空気を吸い込むと、寝起きの倦怠感は姿を消した。
「今日も良い天気になりそうだね」
 爽快な天気に恵まれ、気分も上々に軽い足取りで僕は花壇へと向かう。

 家の脇に置かれた赤いじょうろ。よく手に馴染むそれに水を汲み、花壇を彩る花達に向けて傾ける。
 勢いよく降り注ぐ水流に、青々と広がる葉がその身を揺らす。

 レナとウェスタさんと僕、三人で暮らし始めてもう何年か経つ。
 手馴れた花壇の管理。それが僕の家事分担箇所だ。
 本当は料理の方がしたかったのだけど、そこはウェスタさんが断固として譲ってくれなかった。
 そんなわけで、僕やレナが食事を作るのは数日に一度程度で、その分僕は花へ愛情を注いでいる。

 一通り水をやり終えて花壇を見渡す。
 朝露のような雫を滴らせ、朝日にキラキラと輝く花達は心なしか嬉しそうだった。
 可憐に彩られた自分の空間を眺め、今朝も満足感を得る。
(……平和だなあ。本当に)
 改めて、そんな思いが胸を占める。数年前の激闘の日々がとても信じられないほど、穏やかで、幸せな日常だ。
 ふと、肉刺(まめ)の出来た両掌を見る。
 努力の証が刻まれた剣士の掌(て)。
 だけどもし今、戦いを強いられたとしたら、この掌は以前のように――――

 そこでかぶりを振る。また不吉なことを考えていた。
 周囲の風景を見渡して息をつく。
 そんなこと、あるわけがない。魔物だって減ってるし、街道の治安も良くなっている。大切な人たちが危険に晒される事なんてない。
(……そう、もう二度と生死をかけた戦いなんて、することはないんだ)
 その事実を少し、ほんの少しだけ寂しく思っている自分を振り払い、僕はじょうろを片付けるために花壇を離れようとする。
「朝から精が出るわね、アシュトン」
 その時、不意に背中に掛けられたのは懐かしい声。
 つられるように振り返った僕の目の前には、赤い髪の、手帳を携えた女性がいた。笑顔の女性はひらひらと手を振っている。
「チ、チサトさん!?」
 そんな突然の再会に、思わず僕は目を丸くして裏返った声を上げていた。



「お久しぶりです! チサトさん!」
 満面の笑顔ではしゃぎ挨拶をするレナ。
「それにディアスも、久しぶりね」
 チサトさんよりも大分後ろに立ち、僕の花壇を眺めていたディアスにもレナは声を掛けた。

 ディアスとチサトさんは、クロス大陸からエル大陸まで、世界中を旅して回っているらしい。
 チサトさんはその各地で仕入れた情報から、新聞を自主発行している。僕自身は一度しか読んだことがないが、なかなか面白く、人気・知名度ともに上がってきているようだ。
 情報が命の新聞記者と旅に慣れた剣士、という相性も含め、この二人はなかなかお似合いだと僕は思う。
 ……正直なところ、ディアスにずっと付き合える人というのもなかなかいないだろうし。

 ディアスは一瞬レナを見たが、ふん、と鼻を鳴らし、すぐに顔を背けてしまった。それでもレナは、ディアスに穏やかな笑顔を向け続ける。
 相変わらずだなぁ、と思う。
 レナとディアスのやり取りはいつでもそうだった。ディアスを兄のように慕うレナと、素っ気無く返す割には普段以上に感情を表すディアス。
 でも、ディアスは口数は少ないけどレナのことを大切に思っている。それは傍から見ているだけでもよくわかる。
 何も言わなくても分かりあえると言うのは、少し羨ましい。

 ……ディアスは、レナと暮らす僕のことをどう思っているんだろう。
 ふと、そんな疑問が浮かんだ。
 視線は先ほどから全く合わず、言葉も交わしていない。それどころか、こちらを気にするそぶりすら見えない。
 さすがに気付いてないって事はないだろうけど……。
 ただ、先ほどから花壇をじっと見ていること、それが少し気にかかった。

「もう、そんな時期なんですね」
 僕の言葉に、神妙な空気が流れる。
「ええ、本当はこういうときじゃなくても、二人の顔を見に来たいのだけどね」
 チサトさんも表情に影を落として、少し残念そうに答えた。二人が揃ってアーリアに来る目的は、一つしかない。

 ディアスの家族の、お墓参りだ。

 僕はあまり詳しいことは知らない。そしてたぶん、軽々しく聞いていいことでもない。
 ただ、ディアスの家族はここアーリアで、野盗に襲われたという。
 今はこんなに平和な村でも、そんな事件があった。
 その事だけはいつも心に留めておかなきゃいけないと、チサトさんたちが来るたびに僕は思う。

「でも、私は嬉しいです。久しぶりにお二人に会えたから」
 暗くなってしまった雰囲気を変えようとするかのように、レナが笑う。
 それにチサトさんも微笑みを返し、
「ありがと、レナ。ちょっと、ディアスも黙ってないで何か言いなさいよ」
 後ろで突っ立ったままのディアスを睨む。が、ディアスはその視線をさらりとかわし、
「話が終わったのならさっさと行くぞ」
 と、さらに何事も無かったかのように急き立てる。
「もう、そんなに急いでどうするのよ」
 呆れたように肩をすくめたチサトさんを見て、レナがくすりと笑った。
「でも、やっぱりディアスはこうじゃないと」
「……まあ、それはそうなんだけどね」
 無粋な態度のディアスを眺めて二人が笑い合う。
 僕には理由がよくわからないが、そうして微笑み合う二人はどこか嬉しそうだった。
「あ、ところでレナ、何か記事になりそうなこと無い?」
 ふと思い出したようにチサトさんが尋ねた。
 おそらく行く先々で言っているんだろうと思われるその言葉。いつでも情報収集は欠かさない、その姿勢は見事だと思う。
「こんな田舎の村に面白い話なんて無いですよ、毎日のんびりと暮らしてるんですから」
「んー、そう?」
 少し期待していたのか、チサトさんは不満そうに口を尖らせる。
「でも、小さいことなら何かあるでしょ。例えば――――レナに子供が出来たとか」





「な、ななななななに言ってるんですかチサトさん!! そ、そんなことあるわけないじゃないですか!!」
 一瞬の沈黙の後、レナが顔を真っ赤に染め、もの凄い勢いで否定する。
 チサトさんは冗談冗談、と言いながらもニヤニヤと悪戯っぽく笑い、固まった僕と狼狽えるレナの様子を交互に見比べてくる。しかし、あらぬ妄想に熱を帯びた頭はすぐには動いてくれず、僕はただ呆然と二人のやり取りを眺めることしかできなかった。
 そんな時だった。
 一瞬鋭い視線を感じ、僕の思考が急速に冷え込む。得体の知れぬ寒気に駆られ、僕は視線を感じた方向……ディアスの方を見た。
 ――が、やはり視線は合わず、彼はずっと、感情の読めない瞳を風に揺らぐ花へと向けていた……。



 頂点に近づいた日が、ギラギラと周囲を照りつける。
 ディアスとチサトさんを残し、僕とレナは一足早くお墓参りから戻ってきていた。
 そして今、僕は日の恵みに耐えながら花壇の雑草を一本一本抜いている。
 雑草は大地の栄養を横取りする、花にとっては天敵だ。その上抜いても抜いてもすぐに生えてくる。その逞しさを忌々しく思いつつも、花壇を守る為に手入れは怠れない。こうした苦労無しに、鮮やかな花達は生まれないのだ。

「ふう、こんなもんかな」
 一通り雑草を抜き去り、外から花壇を眺める。うん、実に綺麗だ。
 毎日この光景が続けばいいのに、と思うが、宿敵である雑草は明日も顔を出すだろう。
 明日も頑張ろう、小さくそう呟いて服に付いた土を払っていると、後ろから足音が聞こえてきた。
「……!」
 背筋にぞくりと寒気が走る。ただの足音……じゃない。
 久しく感じていなかった殺気めいたものを背中に受け、反射的に僕は振り向きながら体を構える。
 僕の後ろにやってきていたのは……ディアスだった。
 しかし目前に現れたディアスはいつも通りで、背中に感じていたような気配は無い。
(僕の勘違いか……?)
 彼の視線は真っ直ぐ僕を射抜いているのに、その瞳からは思考が読めない。
「ディアス……僕に何か用かい?」
 その質問には答えず、ディアスは手に持っていた"何か"を地面に投げ捨てた。カラン、と軽い金属音を響かせて地面に落ちたそれは――――二本一対の剣。
(僕の……剣?)
 それは間違いなく僕の使っていた剣で、今は部屋に置いておいた筈の物だった。
(こんなもの、どうして……)
「稽古だ、相手をしろ」
 僕の疑念に答える様に、ディアスが短く用件を述べる。
「稽古? なんだっていきなり――――っ!!」
 真意が読めず、言葉を返そうとした僕の眼前を一閃が奔(はし)る。
 上体を反らして何とか避けるも、そのまま飛び込んできたディアスに体当たりされ、後方に弾き飛ばされる。
 咄嗟に足を下げて踏み止まった僕に、さらにディアスが斬りかかる。
 下げた足に力を込め、横に飛ぶ。そのまま投げ捨てられていた剣を拾い、すぐさまその場を離れる。一瞬前までいた空間にディアスの一撃が落ちた事を横目で確認しながら、僕は距離をとり構えた。
「ディアス! 一体どういうつもりなんだ!」
 問いかけながら状況を確認する。今の攻防で場所は花壇から大分離れ、広場から丁度死角になる家の裏の方まで移動していた……上手く誘導させられたのかもしれない。
 ディアスは僕の問いかけにただ冷ややかな視線を返す。真剣でいきなり斬りかかったことを詫びる様子は当然無く、表情すら変えない。
「稽古、と言ったはずだ」
 言うが早いか、ディアスが距離を一気に詰めて来る。
 そのまま斬りかかって来るのを一歩後ろに下がって避けるが、ディアスはすぐに次の剣撃を放っていた。
(っ! 速い――――!)
 キィン、と甲高い音が空気を裂く。
「くっ……!」
 首の手前……何とか剣で受け止めた。しかし攻撃は止まず、上から横から、縦横無尽にディアスの剣が唸る。
 僕にはそれを捌くのがやっとで、反撃するような暇は無い。それどころか、一瞬でも気を抜けば命すら危うい状態だ。
(これのどこが稽古だっていうんだ……!)
 胸の内で不満を漏らす。
 ディアスの一撃一撃は、針に糸を通すような精密さで僕の急所を狙っている。真剣で一つでもまともに受ければ、致命傷は免れない。
 ディアスの剣が迫るたびに、僕は戦慄を覚えた。
 ……しかし、それと同時にどこか胸を躍らせている自分に気付く。
 死と隣り合わせの実戦に、甲斐(かい)を感じている。
 思った以上に動いてくれる体や実戦での高揚感を通して、自分が剣士だと再確認できる。それをどこかで、嬉しく感じていた。

 間断無く続く剣撃、その速さに目が慣れても、力の差は歴然だった。
 防戦一方のはずの僕の息は切れ、攻め続けているディアスに疲れは見えない。
 剣筋が見えていても体がついていかず、もはや後ずさりしながらでなければ剣撃が捌き切れない。
 その上、なお捌き切れずに受けた所々の傷からは血が滲み、刻一刻と体力が奪われてゆく。
 勝負が決まるのは、時間の問題だった。

(ここまで差があるなんてね……)

 自嘲めいた感想が浮かぶ。
 旅が終わってからも、僕とて鍛錬は欠かしていない。
 この村は……少なくともレナだけは……護れる力を持っていたかったから。
 なのに、実戦を離れた僕と実戦を続けてきたディアスとの差は、予想をはるかに超えていた。
 思わず……笑いたくなるくらいに。

(っ!! それでもこのまま負けるわけには――――!!)
 悔しさに歯をかみ締めて、疲労で鈍った身体に喝を入れる。
(せめて一撃――――!!)
 左でディアスの剣を捌かずに弾き、右の剣で切り払う。
 が、ディアスは弾かれる力にそのまま乗って体を傾け、僕の一撃を容易く避ける。そしてすぐさま体勢を整えると、攻撃に転じて隙の出来た僕に剣を奔(はし)らせた。
 咄嗟に左で捌こうとするが間に合わず、金属音を響かせ、左の剣が宙を舞う。
 "片剣ではディアスには勝てない"。その感覚が、僕の目を一瞬、飛ばされた剣の行方に釘づけた。――――それが決定打だった。
 ディアスから目を離した瞬間、僕は足を掬われ、その場に尻餅をついてしまう。
 しまった、と思ったその時、すでに目の前には剣を振りかぶったディアスがいた。

 ――――が、ディアスはその状態で静止し、ほんの少しだけ眉を顰めて僕を凝視する。
 僕が、残った右手の剣をディアスに向け、胸の前で構えたから。
 刺し違える覚悟さえあれば、カウンターを狙える。まだ……負けてはいない。

 いくら相手がディアスでも……いや、ディアスだからこそ、無傷で負けるなんて認められない。

 ただそんな思いが思考を占めていた。
 平和に浸かりきった今、まだこんな誇りがあったことは自分でも意外だった。
 でも……僕はいつになっても僕であり、剣士なんだ。
 自分にだけは……絶対に負けられない。
 それに、と思う。
(この相手がディアスじゃなく夜盗だったなら、最悪でも刺し違えられれば、レナを護ることができる――――)
 思いを込めてディアスを睨み、一挙手一投足に意識を注ぐ。
 ディアスもこのまま剣を下ろせばただではすまないと思ったのか、振り上げた格好のまま動こうとしない。

 視線を絡ませ、お互いに相手の出方を窺ったまま、時間が過ぎる。
 それは一瞬のようでもあり、半刻ほど経ったようでもあった。
 ……先に動くわけにはいかない。この状態が、例え一日続こうとも。
 そう、固く決意した時――――
「ちょっとあなた達!! 何やってるの!!」
 ――――その終わりは唐突に訪れた。



 チサトさんが怒りに顔を歪め駆け寄ってくる。
 それを横目で見て、ディアスが剣を下ろした。
 剣が納められるのを確認し、僕は大きく息をつく。息をついた途端、体中に激痛が走り、思わず身をよじる。
「姿が見えないと思ったら……あなた達二人して何やってるのよ!!」
「……稽古だ」
「稽古!? これのどこが……!!」
 どことなく面倒そうに答えるディアスに業を煮やし、チサトさんは僕の方をチラリと見る。
「いえ、本当に稽古……ですよ」
 息を切らしながらディアスをフォローした僕をチサトさんがジロリと睨む。確かに、傷だらけで座りこんでいる人間が言っても説得力は無かったかもしれない。
 しばらくして、チサトさんは大仰に溜息を漏らした。
「……もう、これだから男ってのは」
 心底呆れたように言い、しかし優しげな、不思議な視線を僕らに向けた。
「レナを呼んでくるからじっとしてなさい。……ディアスも話を聞かせてもらうから逃げちゃダメよ」
 半眼でディアスに釘を刺しつつ、チサトさんが早足で家の方へと向かう。
 チサトさんの背中を眺めながら、僕は笑い出したくなる気持ちを抑える。超人的に強いディアスもチサトさんには敵わないんだと思うと、妙に微笑ましい。
「おい」
 不意にディアスが声を掛けてきた。
 咄嗟に剣を拾い身構えようとするも、ディアスに先ほどの覇気はない。これ以上"稽古"をするつもりはないらしい。
 身体から力を抜き、僕がそのまま視線を向けていると、ディアスはやはり感情の読めない瞳のまま、口を開いた。
「次に俺が来るときまでに、もっと強くなっておくことだ。今のお前では、レナの望む結果は得られない」
 その言葉の意味が咄嗟に理解しきれず、
「望む……結果?」
 僕は顔をしかめ、無意識にただそう繰り返していた。
「刺し違える余裕があるのなら生き残ることを考えろ。……お前は、俺とは違う」
 期待していなかった、予想外の返答。僕はそれに驚き、同時に、自嘲的な思いが込み上げてきた。
(まさか、ディアスにそんなことを言われるなんてね)
 可笑しいような、悔しいような、すっきりとした敗北感が胸の内に拡がっていく。
 丁度その時、視界の端に戻ってくるチサトさんの姿が見えたから、
「……そうだね。でも、今の君は僕と同じなんじゃないのかい?」
 精一杯の皮肉を込めて、僕はディアスにそう返した。
「すぐにレナが来る……ってどうしたのアシュトン?」
 堪え切れず、笑いに歪んだ僕の顔を、怪訝そうにチサトさんが覗く。
 ディアスは少しの間僕を睨むように凝視し、ふん、と鼻を鳴らしてその場を去っていく。
「ちょ、ちょっとディアス、あなたねえ!」
 わけが分からないといった感じで唖然としたチサトさんが、慌ててその後を追う。
「アシュトン!」
 そして入れ違うように、深刻な表情をしたレナがこちらへ駆けてくる。
 元気を示すために手を振ろうとするが、両手は体を支えるのに精一杯で動かせない。
 それどころか、気を抜いた途端に激しい眠気に襲われ視界が揺らぐ。レナの姿を見て、緊張の糸が切れたようだ。感覚以上に、身体は疲れていたらしい。
「アシュトン! 大丈夫!? アシュトン!!」
 悲鳴に近いレナの声に反応する元気も無く、僕はそのまま崩れる様に地面へ寝転がる。
 泣き出しそうな顔で僕の安否を気遣ってくれるレナの言葉が、徐々に遠くなっていく。
(また、レナに心配をかけちゃうな……)
 思えば、僕とレナはずっとこうだった気がする。
 力が足りなくていつも怪我をしていた僕と、優しく傷を癒してくれるレナ。
 そんなレナを好きになって、守りたくて、また怪我をして……。

 目覚めた時、どんな言い訳をすればレナは納得してくれるだろう?
 その課題は途方も無く大きそうだけど……でも、それは凄く幸せな、僕の務めなんだ、きっと……。

 そんな思考も、今はすぐに睡魔に塗りつぶされていく。
 微睡みの中に落ちゆく意識で最後に見た空は、吸い込まれそうなほど青く、そして……綺麗だった。



あとがき

アシュトンとディアスの真剣勝負を書いてみたくてできたお話。その分アシュレナ分は少なめかもですね。
当初の構想ではこんなにアシュトンが負けるはずではなかったのですが(苦笑
いかんせんやりすぎたディアスはこの後レナにこっぴどく怒られます。
ちなみにこのお話からお分かりの通り、筆者はディアチサも好物です。








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